『マリア 怒りの娘』
劇場公開日： 2024/3/9（土）
物語の舞台は、メキシコ、グアテマラの南に位置する中米の国ニカラグア。11歳のマリア（アラ・アレハンドラ・メダル）は、ニカラグアのマナグア湖に隣接する広大なゴミ集積場の近くで、母親のリリベス（バージニア・セビリア）と共にゴミ収集をしながら、苛酷な環境でも幸せに暮らしていた。しかし、ある日、街に出かけた母は戻ってこなかった――。
ニカラグアでは、独裁政権や内戦が長らく続いた影響で経済は停滞し、いまなお貧困が大きな課題となっている。国内で製作された長編映画はこれまでわずか数本で、本作はニカラグア出身の女性監督ローラ・バウマイスターによる初めての長編映画である。
ニカラグアの首都マナグアに存在する国家最大級のゴミ捨て場ラ・チュレカを舞台に、母の不在に直面する少女マリアの姿を、内なる世界を幻想的に交えながら描き出す。
(C)Felipa S.A. – Mart Films S.A. de C.V. – Halal Scripted B.V. – Heimatfilm GmbH + CO KG – Promenades Films SARL – Dag Hoel Filmprooduksjon as – Cardon Pictures LLC – Nephilim Producciones S.L. ‒ 2022
G ／ 91分
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