『はだしのゲンはまだ怒っている』
劇場公開日: 2025/11/22(土)
漫画『はだしのゲン』は、なぜ、いまなお私たちを熱くするのか? その<誕生>から<現在>を見つめるドキュメンタリー。
『はだしのゲン』の主人公のモデルは6歳で原爆を体験した作者の中沢啓治さん自身。「週刊少年ジャンプ」での連載が始まった1973年から半世紀、25ヶ国で翻訳出版され、2024年には漫画のアカデミー賞とも呼ばれるアメリカの「アイズナー賞」を受賞。手塚治虫さんや宮崎駿さんらに続き、殿堂入りを果たした。しかしいっぽうで近年は、「描写が過激」「間違った歴史認識を植え付ける」などと、学校図書館での閲覧制限を求める声が上がったり、広島市の平和教材から消えるなどして、大きな議論を呼んだ。
本作は、メディア・アンビシャス映像部門大賞、第15回衛星放送協会オリジナル番組アワード番組部門〈ドキュメンタリー〉最優秀賞などを受賞したBS12スペシャル「『はだしのゲン』の熱伝導 ~原爆漫画を伝える人々~」を映画化したもの。監督は「春想い 〜初めての出稼ぎ〜」「われら百姓家族」など数々の傑作ドキュメンタリー番組を手がけてきた込山正徳。
★11/22(土)、11/23(日)両日とも舞台挨拶あり/登壇者:込山正徳(監督)、高橋良美(プロデューサー)
90 分
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