『その街のこども 劇場版(2010)』
劇場公開日: 2025/1/11(土)
シアターセブンで毎年1月に上映される本作は、阪神・淡路大震災からちょうど15年目にあたる2010年1月17日、NHKで放送されたスペシャルドラマ「その街のこども」を再編集した劇場版。
1995年1月17日午前5時46分、「街」は一瞬で破壊され、ぼくたちは生き残った。
こどもの頃に震災を経験し、今は東京で暮らす勇治(森山未來)と美夏(佐藤江梨子)。彼らは「追悼のつどい」が行われる前日に神戸で偶然知り合い、震災15年目の朝を迎えるまでの時間を共に過ごすことになる。震災が残した心の傷に向き合うため、 今年こそ「追悼のつどい」に参加すると心に決めていた美夏に対し、出張の途中に“なんとなく”神戸に降り立っただけだと言い張る勇治。
全く異なる震災体験をした二人の間には、大きな溝が広がっているように見えた。 しかし、“ある場所”に差し掛かったとき、美夏は勇治が長年抱え込んできた過去を垣間見ることになる。 復興を遂げた真夜中の神戸の街を背に、これまで語ることのできなかったふたりの思いが不器用にあふれ出そうとしていた。
監督:井上剛(『64(ロクヨン)』「あまちゃん」)
脚本:渡辺あや(連続テレビ小説「カーネーション」など)、音楽:大友良英
■トークショー
1/16(木)19:00の回上映後 トークショー予定
<登壇者>井上剛監督、京田光広プロデューサー”
(C)2010NHK
G / 83 分
映画公式サイト
上映館: シアターセブン/