生きたぬいぐるみフェスティバル、FANTANIMA!(ファンタニマ)-黒田通信 vol.9ー

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先週更新できなかった黒田通信ですが、今週は金曜でもないのに更新します!不思議かわいい人形たちのフェスティバル「FANTANIMA!(ファンタニマ)」で出会った、世にも珍しいいきもの達をご紹介します。

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ファンタニマは、東京・大阪の二都市で毎年行われている、ロシア・バルト地方を中心に大人のためのぬいぐるみの祭典で、今年でもう5年目になるそうです。

公式サイト▶http://fantanima.nonc.jp/

東京会場は終了。大阪会場は、大阪スケジュール設置協力店でもある、中崎町の「珈琲舎・書肆 アラビク」さん、そして中崎町の「乙女屋」さんの2会場(乙女屋さんでの展示は5/30で終了)。

本日(6/7水曜)はアラビクさんの定休日なので展示は見ることできませんが、最終日12日(月)まで残り5日間!(当ページ一番下に会場情報あり)

お店に入ると「展示を見られますか?喫茶のご利用ですか?」と聞いてくださるので、「まず展示を! 」と伝え、店奥の小上がりスペ―スに。

店内に流れる、「ファンタニマ!ファンタニマ!」と低音で繰り返されるテーマ曲を聞いて、気分がアガったのは、多分、ジャッキー・チェンの『プロジェクトA』のテーマソングっぽかったからです。

ここらへんから、ぬいぐるみ=目ぱっちりふわふわかわいいイメージが崩れはじめます。

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死んで蘇ってを繰り返して3度目!って感じです。

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左のパンダ(売約済)はウクライナのゴルブ・ジュリアという女性の作品で、彼女のシリーズは存在感、重量感、色づかい共にかなり好みでした。

そして右のロシアのクリンスキー・ダリナさんのヒトデ(厚化粧のタコではありません)はまた別の存在感が。絶対100年ぐらい生きてます。

アラビク店主の森内さんいわく「ロシアの作家さんは、作風とかスタイルがガラッと変わります。変わることを恐れない」そうです。それもすごい。

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悪いグレムリンのような…嫌いな顔ではありません。

 

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ちょうど、私が伺ったときにあみぐるみパペット作家の横道佑器さんがおられて、店主の森内さんと一緒に色んな作家の作品の魅力を教えてもらえました。

横道さんの作品は、特別なカラフルな毛糸で編まれています。皆口が「パカー」とあいていて、舌も「ベロー」と出ています。お尻から手を入れると、口を動かして喋ったり、手が動いたりします。

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パペットを見せてくれる横道さん。人形の中に、球体の編み物がくっついていて、それがぬいるぐみに思わぬ動きを生み出します。

 

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こちらは、横道さん作品で、お店に迎え入れたカエルを動かすアラビク店主の森内さん、さすがかなりパペット上手です。ちなみに森内さんは過去に、大阪スケジュール(「公園で読む本。」 2016年9月号)の表紙を飾ってくださったことも。

 

これもぬいぐるみ?という造形のものもかなりたくさんありました。

全体的に「クマ」が多く感じたのは、世界中に熱狂的なファンがいる「テディベア」をきっかけに、オリジナルのテディベアや、人形を作りはじめた出展作家さんが少くないためです。

ただ、ファンタニマのクマは、モフモフしてません、どちらかというとシュッとしています。皆なで肩のような気がします。

森内さんが「侘び寂び」と表現するような、擦れや錆のような加工が施されていたり、全体的にアンティーク調で、手足に関節があり、凝った衣裳を身につけていたりします。

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一体、一体、作家による手づくりなので、それ相応のお値段がついています。だから余計に「自分の相手」を探すような心境になっていきます。

どのぬいぐるみも、物語やテーマをしっかりまとっているので(よく分からないのもいます)、本を探すときの「目が合う」感覚と近く、自分の好みを見つけやすいことは意外な発見でした(目が合わないのもいます)。自ずと好みの作家さんも見つかります。

私は横道佑器さんとウクライナのゴルブ・ジュリアさんの作品をもっと見たかったです。

 

ファンタニマな新世界の扉がひらいて興奮状態だったので、一旦、喫茶スペースに降りて、水出し珈琲を一杯いただき、クールダウン。でもお腹弱いので氷なし。アラビクさんの珈琲はおいしい。

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ファンタニマは伝染して、引きずります。色んなものが。いい意味で。

森内さんが「ファンタニマのぬいぐるみ達は、姿形が変わったもの、見慣れないものが多いせいか、行き先が決まるのに時間がかかるのも多いんです。会期終了間際や終わってからしばらくして、ずっと心に残っていて…という感じで電話がかかってきたりします」というのも頷けます。

展示のぬいぐるみは写真OKなのも嬉しくて、実際に手に触って、パペットしたり、質感や重さを確かめたりできます。

黒田は、ぬいぐるみのかわりに、クラウドファウンディングで制作された分厚いパンフレットを購入して帰りました。あとあと楽しめます。

12日まで、ぜひ。

会場情報◎珈琲舎・書肆 アラビク

中崎町駅2番出口から徒歩数分/北区中崎3-2-14

13:30~21:00(日曜は~20:00)

水曜定休

Twitterで、日々ぬいぐるみたちを紹介&通信販売も

アラビク店主アカウント (@Arabiq_owner)

アラビク広報アカウント(@Arabiq_allstars )

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